【マッチレポート】 J1第14節 アビスパ福岡 1-0 横浜Fマリノス~矛か盾か~

アビスパ福岡

土曜日の横浜Fマリノスとのホームゲームでは、これぞジャイアントキリング!と言わんばかりの勝利。

アビスパサポーターの方は気持ちの良い週末を過ごされたことでしょう。
僕も同じくです。(アーセナルも勝ったし…)

では試合を振り返っていきたいと思います。

2022.05.21 J1リーグ 第14節 アビスパ福岡 VS 横浜Fマリノス


今シーズン26得点でリーグトップの得点力を誇る横浜Fマリノスと、今シーズン9失点で最少失点に位置するアビスパ福岡の所謂ホコタテ対決。

サッカーは得点を相手よりも多く取らないと勝てないので、その意味では当然横浜FMが順位は上。
しかしアビスパ福岡は勝ち切れない試合が多かったのも事実で、実際リーグ戦で複数失点して負けたのは前節の川崎フロンターレ戦だけという。キング・オブ・ロースコア??

破壊力のある横浜FMの攻撃をいかに抑えて、逆に少ないチャンスを掴めるかがこの試合のポイント。

とはいえ、マリノスはACLもあり過密日程真っただ中なので、選手のコンディションに不安が残っているかも?
ルヴァン杯のFC東京戦を比較的ターンオーバーできた我らはその点では有利と言えそうです。

スカッド

両チームのスタメンはこちら

前節からの交代選手

グローリ⇒宮
田邉⇒田中

ここ数試合はベンチメンバーも含めてある程度固定されてきた印象です。今節は柳が入り湯澤がメンバーから外れていましたが、中盤や前線はほぼ固定されてきた感じですかね?

カップ戦も続きますので、リーグ戦のメンバー外の方もカップ戦でのアピールに期待です♪

サイドの狙い目

横浜FMはサイドからの攻撃を主としつつ、OMFのジュニオールとCFのロペスにボールを集めて両WGが中央に寄ってくる形。

アビスパ福岡の守り方の狙いとしては、基本の2トップがCBとボランチ間を見ながらにプレッシングをかけ、サイドに出たところをSHが素早く寄せる、中村と前がジュニオールとボランチを見ているので迂闊にそこには出せない。という流れでマリノスの前進を防ぐ狙いに見えました。

そこで無理にジュニオールにパスを出そうとすれば、インターセプトを狙ったり、宮が前を向かせないように寄せにいく。この試合、特に前半はジュニオールに仕事をさせないことに成功していた印象です。


セカンドボールが生命線?

アビスパ福岡としては、前半は比較的狙い通りに試合を進められた手ごたえがある感じでした。
となれば、ほしいのは得点。

攻め方に関しては、いつも通りといったところでしょうか。
横浜FMのSBが比較的高い位置に留まっていることもあって、SBの裏を狙うロングボールが効果的でサイドに寄せて逆サイドに展開してのクロス、またはプレッシングからのショートカウンター。
カウンターに関してはフアンマよりもルキアンの方が得意な印象であります。

アビスパ福岡の攻めのポイントはロングボールの起点となるフアンマや山岸が落としたセカンドボールをどれだけ回収できるか、そこから攻撃に何人かけられるか。
ぶっちゃけ、ここがどれだけ支配できるかで得点につながる可能性が非常に大きくなる。

単純に身長の高さやジャンプ力もありますが、ボールの軌道だったり相手の位置だったりの把握と予測できる力も大きいかと。

この試合では得点シーンがまさにそうで、スローインを受けた山岸がフリックし、そのセカンドボールをフアンマが身を挺して競り勝ち、クルークスに渡りゴールが生まれました。

【ゴールシーンの簡単なGIF】


後半の横浜FMはジュニオールが受ける場面が増え、そこからアーリークロスや裏抜けを狙った縦パスと、何度も福岡ゴールに迫りますが高さのあるDF陣がきちっと対応してシュートを打たせず。

あとは両サイドからのポケットへ侵入させないこと。
これもCB-SBでの受け渡しも問題なく、奈良や宮が出ていけばボランチが隙間を防ぎ人数をかけて守る。

また、ラッキーだったのはCFのロペスが退場したこと。
なぜ?と思いましたが、1人多くなったアビスパ福岡としてはやるべきことをして守ることに専念しやすくなりました。
最後は、山岸に代わって柳が前線に入り最後まで前からのプレスを怠らず守ることを徹底。

今シーズン代名詞の「逃げ切り」が上手くいかない試合もありましたが、この試合では最後まで集中力を欠かすことなく、1-0で試合終了。上位陣相手に見事勝利!!

これで今季7試合目のクリーンシート

ハイライト

【公式】福岡vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年5月21日):Jリーグ.jp (jleague.jp)


試合後のコメント

・長谷部監督のコメント

結果は勝ったが、何が良かったかというと、自分たちのスタイルを前面に出すことができたことだと思っています。危ない場面はありましたが、相手の多彩な攻撃をどうにか止めました。前節、スローインから失点しましたが、同じような形で点を取れたことは、反省よりももう1つ上の、自分たちができるようになったと捉えていいと思います。これからまた攻撃を改善して、勝てるようにしていきたいです。今日はCBの2人が特に良かったと思います。

--スローインからの得点でした。前節の反省を経てのアプローチがあったのでしょうか?
これまでもそういうことを繰り返していますし、トレーニングの中ではなかなかできないが、映像で振り返るとか、これまでの積み重ねを含めてうまくいったと思います。ケガをしそうなところでフアンマ(デルガド)が頭を出してパスを出して、最後のシュートも自主練でやっていた角度のシュートです。その意味では彼らの力を見せてくれた。それも、ミーティングや積み上げた練習の1つだと思っています。

--21年ぶりの横浜FM戦勝利となったが?
過去はそういう経緯があったと思うが、今日、それを晴らすことができたということで、前向きな出来事だと思います。これからもそういうことがあると思います。何年ぶりとか、初めてとか、そういうことを今季のこれからでも達成できるようにしたいと思います。

【公式】福岡vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年5月21日):Jリーグ.jp (jleague.jp)

フアンマはホント体を張ってくれる。あとは球離れ・・・・

グローリを含めCBの3人は今季良いパフォーマンスをずっと見せてくれていますね。
奈良も出遅れたけどしっかりコンディション上げてきているし、3人誰が出ても安心して見れるレベル。

・ゴールを決めた左足の魔術師こと?笑 クルークスのコメント

--ゴールシーンを振り返ってください。
フアンマ(デルガド)選手が2人のディフェンスを引きつけていたのが見えたので、自分は少し引いてスペースを作って、フアンマ選手がすごく良いパスをくれたので、自分は流し込むだけでした。今日の試合はチームにとって非常に大きな勝点3だが、水曜日にまた試合があるので、この良い流れに乗って前に進みたいと思います。

--リスタートからの得点を狙っていましたか?
ペナルティーボックスの中での動きや、最後の精度は練習から取り組んでいて、それが今日の得点にもつながったと思います。またそういった得点がアビスパ・ファミリーの皆さんにも幸せを与えることになると思うので、さらにクオリティーを上げて、もっと喜んでもらえるようにしたいと思います。

--今日の全般的な個人の出来について。
もちろん自分も良いプレーをできたとは思うが、チーム全体として良いプレーをしたので今日の勝利につながったと思います。この試合に限らずアビスパの選手は一人ひとりが戦う姿勢を見せるチームで、今日もそれを出せたと思います。

【公式】福岡vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年5月21日):Jリーグ.jp (jleague.jp)

今季は相手チームもクルークスを研究してきているなかで、しっかり数字を積み上げていくところはもう頼もしい以外のなにものでもない。

・長谷部監督も称賛していたCBコンビの1人、宮のコメント

--攻撃力の高い横浜FMを無失点に抑えました。
いつもどおりというか、やるべきことをやっただけ。自分たちがコンパクトにしているときに、スピードやパワーのある選手が向こうには多いので、そういう意味では怖い部分もありましたが、みんなでうまく守ることができました。去年から継続してきた守備の実績というところでは今年になってさらに研ぎ澄まされている感覚はあります。最後のところは僕らCBやGKの仕事になりますが、前線の、今日ならフアンマ(デルガド)選手と山岸(祐也)選手のところからしっかりチェイシングしてくれたので、後ろの僕らはパスコースが読めて対応しやすい、という部分があります。
--10分という後半アディショナルタイムになりました。
僕ら2人(自分とアンデルソン ロペス)がコツコツやり合って試合が止まる場面があり、ある程度は想定していたので時間を聞いても特に焦ることはありませんでした。終了間際に危ない場面がありましたが、1人少ない相手に本当はピンチを作られてはいけない。そこはまた同じようなシチュエーションになることもあるかもしれないので、しっかり改善していきたいところです。

【公式】福岡vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年5月21日):Jリーグ.jp (jleague.jp)

ザ充実感。といったところですかな。今季CBリーダーとして成長しつつあるとか??

それとロペスのレッドはなんだったのだろうか・・・・
こちらとしては有り難いことではあったけども。

さて、これで順位は10位まで上昇。

そして次節は水曜日。今季調子のあまりよさそうではない名古屋グランパスとの一戦。
昨シーズンはダブル喰らっているので、今年は雪辱を晴らしてもらいたいですね。

連勝するぞー!!



ではまた!


~13節 川崎フロンターレ戦の記事~
https://fab-blog.com/avi_2022-05-14/

~12節 湘南ベルマーレ戦の記事~
https://fab-blog.com/avi_2022-05-07/

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